前回とりあげた完璧主義のデメリットに対する脱出法を考えてみました。
と言ってもあらゆる自己啓発系の専門家のお話から取り入れたものばかりで、まだ自分で完全にできているわけではありません。
その言い訳も完璧主義だからかな?
先送りしない、すぐ始めよう
やらなきゃいけないと思っているのに取り掛かれない
たとえば片付けをしよう!と思っているのになかなか始められない時。
部屋って生活しているんですから完璧に片付いている状態なんてほんの一瞬しかないんですよね。すぐ汚れるし乱れます。
だから片づけたいと本気で思っているならば、そこで深く考えることはやめてとにかく無理やりにでもカラダを動かしてみるのです。
人は考えてから動くよりも先に行動したほうが後から思考がついてくるそうです。
よく楽しいから笑顔になるというより、笑顔を作れば自然に楽しくなってくるって言いますよね。
やっていくうちに波に乗ってくる感じ。
それでも集中できずに進まない、という場合はそれはそこでサクッと一旦辞めてしまいます。
それはまた次回にチャレンジしてもいいと思うんです。
そこで自分を責めないことも完璧主義脱出のポイントだと思います。
新しいことを始めたいとき
初めてやることが完璧にできることなんてあり得ないこと。
とりあえず、やってみよう!!
そして分らないことがあればその時点で調べる、間違いがあれば後から修正していく。
その方が圧倒的にスタートダッシュが早くそして結果もついてくるそうです。
準備に時間をかけても結局やらなければ何の意味もないんです。
調べた知識は頭に残りますが、やってみなければただ自分が消耗しただけに終わってしまいますよね。
人に頼ってみよう
なんでも自分一人でやらなければならないという思い込みを捨てるよう意識しましょう。
まずは小さなことから周りの人に頼んでみる。
小さな事ならそこでのやり方の違いや出来上がりの満足度が自分の尺度に満たなくてもまだ打撃は少ないからです。
自分のやり方や完成度が「完璧」ではないことは自分がいちばんわかっていることです。
助けてもらったことに対しては心からの「ありがとう」を笑顔で言えるようになりたいものです。
感謝は言葉にしようね。
完璧主義な人は人付き合いが疎遠になりやすいのではないかと思います。
自分から誘えなくても、誘ってくださる方やそういう機会があれば積極的に参加して人との関係を増やしてみるのです。
仲間は大切だよ。もっと人と触れ合おうよ。
色々な考え方を吸収して見識を増やすと頑なな心も柔らかくなっていくきっかけになるかもしれません。
決断力をつけよう
優柔不断もそんなに簡単には治らないとは思いますが、今までホントに些細なことまで迷ってきたではありませんか!
会社を辞めるとか家を買うとか大きなことは充分考えてみた方が良いですが、小さなことは時間を決めて〇〇分以内に決めるという風にルールを作ってみるのも方法だと思います。
長い時間、悩まないことが大切ね。
例えば仮に新しい美容室に行きたい、と思ったらホットペッパービューティーなどで通える場所と予算などからいくつかに絞り15分以内に決める。
そしてすぐ予約してしまう、という風に。
実は私自身がこういう時、それぞれの美容室のクチコミを見てスタイリストさんの評判を見比べ、お写真からどんな人柄か想像し、行けそうな日時も仕事と家事との兼ね合いで迷い・・・
結局予約をずるずると延ばしてしまうっていうことが多いのです。
ごく簡単な小さなことから、即決できる練習をしていくと慣れていくはずです。
そして、それで失敗した、やっぱりもう一方が良かったと思ってもサクッと諦めて気にかけないこと。クヨクヨするのはNGです。
こねこはクヨクヨしませ~ん!
ムダに疲れてしまうことが無駄です
完璧を求めてあれこれ調べたり考えたり
過ぎたことをいつまでも気に病んだり
逆に先のまだ起こっていない出来事を心配したりって本当に疲れるんです。
じゃあ、やめれば!という話なんですが(笑)
それが辞められたら悩まないって!(笑)
- なるべく早く決断・行動する
- 失敗しても深く悩まない
- 目標の50%でもできたらそのことを「これしかできなかった」ではなく「ここまでできた」と思うようにする。
- 〇〇すべきという気持ちから〇〇したいと楽しむ気持ちを持つこと。
一朝一夕にできることではないかもしれませんが、改善出来たら自分自身がずっと窮屈な感情から解放されます。
色々なことに適応しやすくなるし、ハッピーでいられる時間も徐々に増えていくはずです。
それを目標に「完璧」は目指さずに、ほんわか今の自分も認めつつ他人にも寛容になれるよう気持ちの片隅に柔らかな気持ちを持っていきましょう。
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