私は目覚めのコーヒーを飲みたいがために、朝食はパン(トースト)にしています。
ホントはカフェイン苦手なんだけど。
手軽だからというのもありますが、実際のところ母の朝食はご飯なので結局2種類の食事を用意していて逆に手間はかかっていますね。
トーストにはずっとマーガリンを使っていました。価格が安い・低カロリー・塗りやすいという理由からです。
正確に言うと、「マーガリン」ではなくて「ファットスプレッド」だということに気づいたのは結構あとからでしたが。
バターとマーガリン、ファットスプレッドの違いって?
風格のあるバター
ご存じのようにバターは、牛乳(生乳)から作られています。
乳脂肪が主成分なので、香りがよくコクがあり、お料理にもお菓子やパンの材料にもバターを使うと風味が残って味わい深くなります。
室温に置いておくと柔らかくなり、40℃に近づくとどんどん溶けて液体になります。
逆に冷蔵庫で冷やしておいたものはとても固くトーストになめらかに塗るのは難しいですね。
だから、ひと切れずつ切り分けておくのね?
お手軽なマーガリン
一方、マーガリンは主に植物性の油脂を原料にした加工品で、高価なバターの代替品として作られたのです。
価格は一般的なバターの半分くらいのお値段で手に入ります。
バターのような香りは少ないみたいね。
お菓子で使うと軽くさっぱりとした仕上がりになります。
また、冷蔵庫で冷やしても固くならないので出してすぐトーストに塗ることができます。
低カロリーなファットスプレッド
私がマーガリンとあまり区別がついていなかったファットスプレッドですが、マーガリンより水分量が多く、脂肪分が少ないのが特徴です。
油脂含有率が80%を超えるものがマーガリン、80%未満がファットスプレッドと呼ばれます。
ファットスプレッドは脂肪分が少なく水分が多いので、加熱すると油が跳ねたり焦げ付きやすいので避けたほうが良いでしょう。
卵を炒めてバチバチに跳ねて焦ったよね。
マーガリンのトランス脂肪酸は危険?
かつては動物性脂肪分の多いバターよりマーガリンの方が体にいいとされていました。
しかし、数年前からマーガリンに含まれるトランス脂肪酸が心臓疾患に原因になると問題になり、アメリカではその危険性を重視し使われなくなったそうです。
ただ、日本人はそもそものトランス脂肪酸の摂取量は少ないためマーガリン大さじ1杯半ほどの使用なら影響は少ないと言われています。
メーカーもトランス脂肪酸を減らす工夫をして年々含有量の少ない商品を発売しています。
私自身はまったく気にせず使っていますが、トーストを一気に3枚食べる!とかアメリカナイズな食生活の方はちょっぴり量を控えたほうがいいかもしれませんね。
なんにせよ食べ過ぎれば、塩分や糖分や様々なものが過剰摂取になるのですからほどほどにしたいものです。
冷えたバターを削れるナイフを買ってみました
ちょうどマーガリン(ファットスプレッド)を使い切ったので、久しぶりにバターを買ってみました。
あわせて、冷えたバターをパンに塗りやすくするピーラー式のバターナイフも購入しました。
ステンレス製の立派なものではなく100円ショップダイソーで見つけたものです。
ナイフの先に穴が開いていて、カンナで削り節を削るような感じで薄く削り取ることができます。
トーストにも塗りやすくなるよ。
風味豊かなバタートーストで朝の時間をちょっぴり贅沢にしてみたいと思います。
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