今年の誕生日が近づいたころ、運転免許証の更新連絡書のハガキが届きました。
私はゴールド免許だから、更新は5年に一度だよ。
ペーパードライバーだからだよね?(笑)
はい、実は免許証は身分証明書としてしか利用していないペーパードライバーなので、更新すべきか迷っていました。
そもそも車やドライブに興味があったわけではなく、仕事で必要とされていたわけでもありませんでした。
だから周りの友達のように高校卒業後すぐに免許を取ることもなく・・・。
それが30歳を過ぎた頃に坂道の多い郊外に引っ越すことになったのです。
徒歩や自転車では買い物があまりに不便だ!となり重い腰を上げ自動車教習所へ通うことにしたのです。
ところがその坂道の家は2年で退去してしまい車の必要性もなくなり、さらに駐車場も維持費も必要になるので車自体も手放してしまったわけです。
それからはずっとペーパードライバーで一切運転していません。
何より当時から運転が苦手でいつか事故を起こすのではないかとヒヤヒヤ。
この先も運転することはないと思い運転免許証の返納をこの機会に決めました。
免許証がなくなったら困らない?
そう、「身分証明書」になるものがなくなってしまうのが不便なので「マイナンバーカード」を作ることを最初に考えました。
でも、調べていくうちに運転免許返納と同時に「運転経歴証明書」というものを発行してもらえる。
これは運転免許証と同等に身分証明書として利用できるというのを知り今回は「運転経歴証明書」を作ってみることにしました。
運転経歴証明書ってなに?
運転経歴証明書とは運転免許証の自主返納をしたり免許証の更新を受けずに失効した場合に交付を受けることができます。
ただし自主返納や免許失効から5年以上経過している方は交付を受けることができませんのでご注意ください。
運転経歴証明書は運転免許証と同様に公安委員会が交付している証明書です。
運転免許証に代わる公的な本人書類として利用することができます。
有効期限がないから、ずっと利用することができますよ!
住所・氏名・生年月日が記載されていてサイズも運転免許証と同じなので、ぱっと見は変わりません。
免許証で有効期限が書かれたブルーやゴールドのバーの部分が無地のグレーに変わり、赤字で(自動車等の運転はできません)と記載されています。
運転経歴証明書交付の申請方法
申請場所
お住いの都道府県の運転免許更新センター、運転免許試験場、警察署で申請できます。
私のように免許の更新案内が来た場合はそちらに記載されている場所で大丈夫です。
ただし、すでに運転免許を返納済みで新たに運転経歴証明書を交付申請する場合は免許センターや試験場への申請となります。
その場合は、各都道府県警察署の運転免許センターへあらかじめ確認することをおすすめします。
運転免許センターや試験場で交付申請をした場合は即日交付されますが、警察署で申請した場合は交付までに1か月近くかかりますので注意しましょう。
必要なもの
- 運転免許証(自主返納と同時に交付申請する場合)
- 印鑑
- 申請用写真(縦3cmx横2.4cm、白黒可)
*写真を撮影できる免許センターなどで申請する場合には不要です。 - 交付手数料 ¥1,100程度
- 申請書類は窓口で用意されているのでその場で記入すればOKです。
すでに自主返納済みだったり免許失効している場合は、本人確認ができる身分証明書や運転免許の取り消し通知書が必要になる場合がありますので管轄の警察署サイトなどをご参照ください。
まとめ
運転経歴証明書があれば運転免許証と同様な身分証明書として利用できます。
(一部、本人確認書類として利用できないケースもありえますのでその際は当該窓口などへお問い合わせしてみてください)
今後車の運転をする予定がないけど、身分証明書代わりに何となく更新を続けている方には免許返納&運転経歴証明書の申請はオススメです。
優良ドライバーの場合5年に一度とはいえ講習を受け手続きをするのは面倒です。
¥3,000くらい手数料もかかるし勿体ないよね。
一般的には高齢者ドライバーの方で判断能力や身体能力に不安を感じ、自主返納するケースが多いかと思います。
自治体によって異なりますが高齢者ドライバーの自主返納では公共交通機関の割引やその他の特典がある場合もあります。
ご家族でご高齢で運転に不安のある方にも便利な制度ですので、勧めてみてはいかがでしょうか?
有効期限なしで利用できるのは大きなメリットですが、免許センターで撮影された私の写真はかなり自分的に納得できないものだったので(いえ、これが本来の姿なんでしょうケドね)
引っ越しなどで住所変更する際は手続きが必要になるので、その際に写真も一緒に変えてもらおうかと考えています。
参考にしてみてね。
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